大林組の「コンシェルジュ型AIエージェント」を構築し、 設計部全体で年間約19,000時間の工数削減へ

大林組の「コンシェルジュ型AIエージェント」を構築し、 設計部全体で年間約19,000時間の工数削減へ

マイクロソフトの最上位パートナー資格「Microsoft Copilot」Specializationを保有する弊社は、株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 俊美、以下「大林組」)に対し、Microsoft Copilot Studioを用いて、BIMソフト「Revit」の問い合わせ対応を自動化する「BIMコンシェルジュ型AIエージェント」をMVP開発しました。およそ300名のRevit作業者への展開により、コンシェルジュの対応業務を年間約1,000時間、社員の自己解決時間を年間18,000時間短縮し、総計で年間約19,000時間の業務工数削減および、プロジェクト後工程における手戻り200件の削減が見込まれています。

背景:問い合わせ対応の逼迫と、初心者ユーザーにおける質問への心理的ハードル

大林組設計部では、BIMソフト「Revit」の普及・定着化を推進する中で、専門のコンシェルジュ3名体制による問い合わせ対応を行ってきました。しかし、月間約40件発生する問い合わせに対し、原因特定のためのコミュニケーションや打ち合わせ等に1件あたり平均180分を要しており、月間計120時間という対応工数の逼迫が大きな課題となっていました。また、対応履歴はExcelに簡素な形で記録されるに留まり、画像や詳細な対応過程が残らないため、過去のナレッジを組織的に再活用しづらい状況にありました。
一方で、質問するユーザー、特に新入社員やBIM利用歴の浅い社員にとって、公開チャネルでの質問は心理的ハードルが高く、疑問が生じた際に自己解決のための検索や試行錯誤に1人あたり月間平均5時間を費やしている実態が判明。これら「コンシェルジュ側の業務逼迫」と「ユーザー側の質問ハードルの高さ」を同時に解消し、BIM推進を加速させる実戦的なAIエージェントの構築が急務となっていました。

支援・構築内容:既存Microsoft365基盤を活かしたMVP開発

大林組のBIM問い合わせ対応の効率化および自動化に向け、既存のMicrosoft環境との連携を考慮し、「Microsoft Copilot」を選定。 新たなインフラ構築や初期の検証手続きなどの工程を最小限に抑え、即座に開発へ着手することで、1.5か月でコンシェルジュ型AIエージェントを開発しました。

  • 超短期のスピード開発:1.5ヶ月の超短期開発で、要件定義から構築までを完遂。弊社の伴走のもと、Copilot Studioを活用して回答精度約80%の一次受付AIエージェントを実現。
  • 実務に即したデータ検証運用とフローの定義: SharePointを用いた問い合わせ履歴・評価保存の運用フローを設計。ベンチマークQAを作成し、実務で使える回答精度に向けたテストと評価プロセスを確立。
  • 組織的課題の可視化:AIネイティブな組織を実現するためのマニュアル整備の必要性など、「AI-Readyなデータ構造」における課題を特定。
  • 詳しくはプレスリリースをご覧ください。

    プレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000202.000035215.html

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